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2015.08.05 (Wed)

モルモン教と同性愛

 別館に広告が出るのでこちらに短く。
『MORMON BOYS.com』というアメリカのゲイポルノシリーズがある。
 mormonboys3.jpg mormonboys.jpg mormonboys2.jpg
長身のほぼ白人の美青年が、神父?にイニシエーションを受ける。青年達は皆美しく、そしてそのスーツの下の下着はみんな白のサルマタである。シャツもタンクトップなんてものは着用しない。学校ものの変形パターンであるが、その物語のベースには、敬虔でありながらブラザーの指導の下体を預けて、神の喜びを知ってしまうと言う、バチカンの少年に対する性的虐待を両者同意の性行為に置き換えたものと、言ってよいだろう。
 クリップの出来は大変良い。ワンパターンながらも清廉さは、激しさの対極にありながら、セックスファンタジーの処女信仰にも似た興奮を見るものにもたらしてくれる。

 ただ、私が無茶苦茶気になるのはここで「モルモンボーイズ」という宗教団体の固有名詞を出すことは問題にならないのだろうかという事だ。
 モルモン教徒は今年の1月に同性愛を容認する姿勢を打ち出している。だからと言って、固有名詞を出して、同性愛行為の描写を出すことは、差別的な表現に当たらないのだろうかと心配してしまう。
17:54  |  gay society  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

2012.08.27 (Mon)

記録:「ハッテンバ」危うい密室(朝日新聞)

 昨年末書いたハッテンバ摘発の記事に関連して、タイミングを見て紹介しようと切り抜きを残しておいたのだけれど、今見たらスキャンもできないほどぼろぼろになっていて、検索したら出るかなと思って検索したら出たので、そのまま引用して掲載しておきます。
 この記事の警察のたわごとに頭きてしょうがないのね。

>公然わいせつ幇助容疑を適用したのは苦渋の選択だったが、薬物だけでなく、性感染症が広がる恐れがあった。何らかの規制が必要だ」と話す。
 
こんなおおきなお世話な話はない。薬物は知らんよ。少なくとも私のいってる発展場でラッシュ以外の薬物でラリってる男なんて見たことないからね。容疑捏造でしょ、って思ってます。
 それ以上にふざけてるのは「性感染症が広がる恐れ」ってお前ら保健所か!
ほんとに言い訳めいた大きなお世話で、そこを心配していただくなら、警察につぎ込まれてる無駄な税金をHIV検査の費用として各地保健所に投入していただきたいものだと思った。毎週毎週少女淫行警官を輩出してる警察の言いぐさが@「性病予防」かよ。

 はなはだしく、住みにくい東京になりつつある今、ほんとに今年のゲイパレードが中止されてよかったのか、どうにかこういう公権力に「性病者扱い」される実態を世間に知らしめなくていいのかと、怒りつつひとりごちてしまうのだ。

〈ニュース圏外〉「ハッテンバ」危うい密室

2012年2月1日03時00分(朝日新聞)
ハッテンバ「デストラクション」があった雑居ビル=昨年12月13日、東京都新宿区

男性同性愛者向けの店が摘発された。法律のはざまで違法薬物や性感染症のリスクが広がる。

東京・北新宿の閑静な住宅街に、その店はあった。5階建て雑居ビルの2階、テナント名が並ぶ看板に店名が書かれているだけで、何の店かはわからない。

この店、「デストラクション」に昨年10月末の夕刻、警視庁の捜索が入った。「警察です。そのままにして下さい」。約40人の捜査員が店内に踏み込み、衣服を着けていない男性30人がその場に座り込んだ。

警視庁は、店内のオープンスペースで男性客3人にわいせつ行為をさせたとして、当時の店の経営者の男(38)ら2人を公然わいせつ幇助(ほうじょ)容疑で逮捕した。大手企業社員や有名大学の学生を含む20~40代の男性客25人がおり、潜入した捜査員5人の姿もあった。

薄暗い店内は迷路のように入り組み、のぞき窓がついた個室と「ミックスルーム」と呼ばれるオープンスペースがあった。客は、店の受付で入場料1500円を支払い、タオルや性病予防用の避妊具を受け取る。シャワーを浴びた後、店内を回り、パートナーとなる男性を探す仕組みだ。1日あたりの利用客は約80人だったという。 (続きは末尾)
23:56  |  gay society  |  TB(1)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2011.11.16 (Wed)

東京発展場摘発ショック~平成のゲイパッシングの防衛策と対処策~

ゲイとして割と長く生きているが、今日ほどビビった日はない。
新宿に行ったのだ。気になって。
そしたら新宿界隈の発展場が軒並み休店していた。
津波かよ。
しかも発展ナビが表示されない!今は復旧したが確認したら都内の発展場の半数が臨時休業になっていた。摘発を恐れての自主的な休店だと思うが、何かしらの「圧力」があったらそれはそれで怖い。摘発がなくとも、仮に警察が電話で「事情を伺いたいんですが」などと電話すれば、大方の発展場は店を開けられまい。
 あんまり2ちゃん情報を拾いたくないけど、それによると西日本の発展場の
>「違法ドラッグ」が絡んでいたようです。 薬を所持していて捕まった人からオーナーの名前が出て、 警察はオーナーを捕らえるために踏み込んだらしいです。
 なんていうお気楽な書き込みを見つけたが、馬鹿じゃねえの?罪名が「公然わいせつほう助」で、起訴されて判例が出ればそれを覆さない限り、同様の事例は今後摘発OKのお墨付きを与えることになるんだぜ。たとえ、それが東京管内であろうと全国的に影響する。
ちなみにいろいろ調べたら、池袋のハプニングバーの傍聴記録高松の乱交パーティーの判決内容を見つけた。高松の乱交パーティーでは懲役5か月で5年の執行猶予がついている。 今回の摘発が起訴されて、同様の判決が最高裁で出た場合、営業発展場の経営形態が大きく変わらざるを得なくなるということだ。
この事態を全く予想できなかったわけではないが、まさかほんとにやるとは思わなかったね。これは東京都が殊に独自に持つ「政治リスク」、「独裁者リスク」なのだ。たぶん、すぐさま関西や九州に波及することはないだろうし、最初の摘発の起訴もすまないうちに続いて他店が摘発されることはないだろう。
今休店している店には2種類あるとみる。一つは文字通り、本気で改装せざるを得ないという判断をした店。そしてもう一つはほとぼりが冷めるまで様子見をしている店。
以下、今回の摘発についての私の考察を述べる。
14:07  |  gay society  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑
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