マチダタイムス別館

①から→
②から→
　で、他の作品の総評も一言ずつ。まずやはりコート作品の質の低下は否めない。
一方でケーオー系SURPRISE,BEAST、GOGAI、TYSONは非常に洗練されて魅力的な一定水準に達した作品を作れるようになってきた。去年はBEASTから一本選んだので、今年は間際にcrazy3からSunrise2に変更した。どちらも相応に楽しめる。これは称するならコートのケーオー化、ケーオーのコート化である。

　残念なことにコートのがっかり率は近年異常に高くなってしまった。お粗末なカメラワーク、十人並みのモデル、お愛想程度の喘ぎ、あと不必要に暴力的なのもいけない。ゲイビデオというのは感じさせてるとこ見せて何ぼなのだ。純粋な肉体的苦痛を耐えているノンケを見て私は何もときめかない。SMART５かな。イケメンモデルが無理やり掘られ、最後感想を求められて、もう2度と出ませんみたいな捨て台詞を言って帰る。モデルの扱い方が間違ってるよ、絶対。ギャラいらないから出してくださいって言われるようなセックス体験させてやれよと思う。たとえば候補に上げたバサラはその異色さでは群を抜いているが、私はぜんぜん好きじゃない。理由はMの望まないようないたぶりはただのいじめでしかないからだ。SMの主導権がSにあると思ったら大間違い。SMとはMの望むことをSが察してやる愛情プレイなのだ。それがわからない奴はSをする資格はない。コート作品全般に漂ってる短時間な撮影で「過激なことやれば客が喜ぶんだろっ」って傲慢な匂いはユーザーを冒涜してる。
　それでもアウトスタッフを選んだのはやはりこのシリーズとオトナの時間シリーズだけはケーオーが逆立ちしたって追いつかないコートの数少ない牙城だからだ。このシリーズがつまらなくなったらコートはつぶれる。それくらい今私のコート評価は辛い。エールも含めてベスト10には入れた。嫌味じゃなくて復活して欲しいものです。（候補にトップランナーエディターズを入れたのは私が最も好きなモデルだからですけどベストだからはずしました。あの頃が一番良かったかも）

①から→
　そしてもう一本、悩みました。というのは上半期の一番で『ノンケトリプルオルガスムス』を選んでるんだよね。だから正当に選ぶとこの一本なんだけど、スーパースリーはマジでいい!!全部とは言わないけどどの作品もかなりのグレード＆ボリュームで今最も期待できるメーカーで、ゲイビ界、今年唯一の（？）収穫はこのメーカーだけだといっても過言ではない。で、このメーカーだけでベスト10に入れていいグレードのものが3本もあったの。他にREAL ACTORとノンケ痴漢エクスプレスと。でも公平感で選ぶのも何なんだが、3本入れると他選べなくなっちゃうし、ジャパンだって1本に抑えてるんだから、ここは敢えてノンケトリプルオルガスムスをはずして、プレビュー書くつもりだったREAL ACTORを入れてここで紹介したくなったのでした。ノンケ痴漢エクスプレスは冒険魂は評価するがモデルが町田好みじゃなかったしね。

　で、REAL ACTOR の書く書くといってたプレビューを簡単にここでやっちゃいましょう。


　この作品、何が凄いかって、この私が、女嫌いな私が、初めてうっかり男女もので抜かせられちゃったってことです。　

あー、乱クリエーションの新作『雄穴泡汁』が最高!!!


　特に前半パートのモデルの乱れ具合と半分にたたまれてアナルも全開!露わな態勢でマジ泣きさせられてるのがやっぱすごい！マニアのときは出演者すべてマスクかゴーグル着用でそこだけが難点だったのが今作ではそれも克服。超イケメンモデルが快感に身を震わせていいようにあしらわれてるのは実に見ごたえあります。贅沢言えばもうちょっとボリュームあるということなし！90分はやや短いし、後半パートは少々冗長。で、これが1番だー!!と書きたいのは山々なんだけど2005年度作品なのでとりあえず来年までとりおき。
で、原稿書く、書くという空手形を切りまくって、おいおい、気がつくと2月かよ。で、時期外すとこればかりはお間抜けなので、お待たせしました。書かせていただきやしょう。以下が町田の2004年を代表するゲイビデオ10本です。