マチダタイムス別館

　あー、宿題がーーーー。と気が進むのか進まないのかわからない状態で記事かいてます。それなりに反響のある企画なので書き飛ばすには筆が重いんだもん。でも、もう2月半ば、腹を決めました。
以下が町田が選んだ2005年のゲイＤＶＤベスト10です。ご覧ください。

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★★プライベート調教シリーズ3作（青年痴態(ジャパン)/雄穴泡汁（乱クリエーションズ）/魔羅折檻（乱クリエーションズ））
★アスリート8～MUSCLE BODY　筋肉美男児初体験～(フィールド)
★職場淫猥白書Ⅲ(ケーオービースト)

雄嵐!!2　極エロの陣(タイソンスポルト)
scooop!!!12MASQUERADE 狂宴綺譚(コート)
J BATTLE UNDER 19(ジャパン)
「現役ノンケサーファー」美男子変態メンズスーツ(ケーオーカンパニーpapillon)
バーチャルデート4～雄介編～(ゲームス)
ノンケ痴漢バス（SUPER THREE）
SG32 バァックマン2号　BACK-MAN second SPECIAL(ゲンマ)
（★のベスト3以外は優劣なし）

(以下、その他目に留まった作品)

　No22　スプラッシュBODY1 真夏の海でドッッピュッピュッ（future）, Japan EX24　現役サッカーVS社会人実業団(ジャパン), ATTACK(ジャパン),The 1st Lesson2 初・脱・ぎ(ジャパン),熱血!!剛健快男児(タイソン)、押忍！魁、男子校（タイソン）豪腕スーツ性社淫!!全社淫本番雄マン営業中！(タイソン)、「元ノンケ甲子園球児」某航空会社客室乗務員(ケーオーカンパニーpapillon)、体育会選抜 ROUND 01(ケーオービースト)、FIRST TRY 03(ケーオービースト)、テニスの王子様（ケーオーSURPRISE）、Smile2　天然素材ボーイ in 石垣島（SUPER THREE）、CHECK BOY.2～疲れた男を癒す新宿の天使達～（SUPER THREE）、奥襞槍萬温泉　貸尻風呂2（Ｖファクトリー）、淫獣!白イルカ（サンダー）、SPLASH～阿賢ハメ撮り!（ブロンコ　S-core）、太極02　ガッチポチャジェネレーション（コート）ＳＭＡＲＴ９(コート)、Re:D(コート)、アウトスタッフ38　一重男気 (コート)、体育会制覇　(コート)、リーマン第2章サセラレ(サーフライダー)、CROSS OVER(チークス)、恥辱の星(ブロンコｅｊｉｋｉ)、二人勃起～タイガー＆ドラゴン～（ビデオドラム）、GET WILD（マンハウス　ミスターハット）、金華集 第二章 ハレンチ息子（マンハウス　ミスターハット）、剃毛紳士(サムソン)

全体を見回すとフィールドは堅調、ジャパンの明らかな退潮と分裂（？）、コートの乱発、ケーオー系躍進、といったところでしょうか。次点には中年系と太目も入れていますが、中年ものとジゴロなどの美少年ものはあまりちゃんと見てないのでベスト10から外しました。ランキングに入ってないものが見るに耐えないという意味ではありません。この順位は町田の好みの青年系メインのランキングと解釈してください。

講評：
まずプライベート調教シリーズは昨年のベスト10でいきなり雄穴泡汁を絶賛してるので当然のランキングなのですが、町田の好みで言うとその後に出た魔羅折檻が素晴らしい。調教ですからそれなりに生贄を痛めつけるようないろいろな趣向が為されるわけですけどそれが「痛くない」の。雌豚だの奴隷だの淫乱だの全身へのいじめ落書き、目隠しで切り抜かれるスパッツ、繰り返される凌辱の台詞の数々。ストームの「痛くないSM」にも似てるがそれこそＳＭの本質。ＳＭとはそれぞれがその役割を演じながら性的興奮を得る高度なセックステクニックで、「安全な」いじめなのです。雄穴泡汁ほど感じまくってるわけじゃないけど、後半のメインのシャワ浣やスーパーボール産卵の映像もそそるし、なかなかの力作でした。惜しむらく、ダメ出しするならカップリングの絡みは全部ダメ。モデルがしょぼいし、中途半端だし。で、考えた結果、この作品と雄穴泡汁、更に海人戦胸の海人君が調教される第一作『青年痴態』（巻頭画像）も含めた3本を昨年の第1位としたいと思います。バサラが年初の発売で終了しましたが、SMとは痛いもんじゃないんです。Mを感じさせてイカせて何ぼのもんなんです。この3作は「正しいSM」という感じがして好ましい。抜きまくり保証いたします。

　で、乱クリはジャパン系なんですけど昨年はJAPANの失速があまりにひどかった。まず発売ペースが落ちてそれに伴い質も停滞した。人気があったのでJ BATTLE UNDER 19をランキングに入れましたが、この作品も最初と最後のパートはいいけど、レッスルファクトリー張りのリングで絡ませてオナニーのパートはだるだる。見るに耐えません。私たちは目が肥えちゃったんだなあと、７upとか昨今のジャパン作品を見て思う。昔はイケメンで体のできた体育会系がゴーグルマンに身を任せてるだけで結構満足できたけど、そういうマグロの解体ショーみたいなAVにもう興奮しなくなっちゃったのよ。ゴーグルマンがどれだけの絶技を披露しても、おいおいこのモデル、キスもしないのかよ、何ぃ！手こきで終わりぃぃぃ??フェラしろよ、このくそ！というだけで私たちはフキゲンになってしまう。ジャパンが分社かブランド分けしたMCも見るに耐えないとまでは思ってないけど、でも早送りで気づくと終わってしまうような惨状。ジャパンに要求するレベルは当然高いけど、かつて追随を寄せ付けなかったゲイビ界の王者がこのざまとはなんともやるせないことである。
　そこ行くとフィールドというのはすごい会社だと思う。販売点数こそ少ないが、厳選して出してくる。２００５年はサーフサーフレボリューションの発売がなかったがそれでも後半に出したアスリート8のグレードは感涙ものである。何よりモデルが感じているのだ。メインがキスとアナルをしないのがちょっと残念だったがそれでも出演モデルのほぼ全員が「気持ちよかったです」「いい経験ができました」という感想を残している。ホモ初体験にもかかわらずケツを掘られながら突き出されたチンポを何の迷いもなく口に含む。キスをされれば舌を濃厚に絡める。天然ものは違うねえ、と意味不明のコメントを発しそうになるほどどのシーンの数々。最高のモデルと最高の堀師、最高のカメラマンと非の打ち所がない。未見の方は是非ごらんいただきたい作品である。

　同様にベスト10からは外したがビーストのFIRST TRY 03も素晴らしかった。この作品もモデルの最後の感想が気持ちよかった！の連発。ジャパンのThe 1st Lessonの１ならビーストはFIRST TRY 03で超えている。（２で拮抗）モデルが気持ちよくよがり発射してると、見てるこっちも安心するのだ。幸せな気持ちになる。フィールドとビーストはその辺をよくわかって作っているものと思われて実によい。
　で、ビーストのランキング作品は職場淫猥白書Ⅲを入れました。このシリーズはストーリー含みのスーツ作品なんだけど、まずストーリーが単純！これがよい。コートのバビロンや新ブランドエロスが失敗しているのはストーリーが難解すぎるからなのだ。火サス見てるわけじゃないんだからエロビにまともなストーリーなんか要りません。モデルとジャケの美しいELOSやENVY 2回くらい見たけど今でもどういうストーリーなのかよく分からん。そりゃそうだ、早送りすると音声は飛ぶ。へぼな演技なんだからやってるシーン以外どうでもいい。台詞も棒読みならセックスも漫然としてたら豪華キャストが台無しである。へぼな映画学校崩れみたいなプロデューサーが作るとこういう変な自己満な作品ができてしまう。
　ならストーリーはシンプルで台詞は少なく、なんとなく雰囲気でスーツ着たまま犯されてくれればそれで充分。そういう意味で職場淫猥白書Ⅲは過不足のない佳品であったこと、更にその後のpremium、ＮＥＷＳ２などにも出た近藤君がこの作品でデビューしてるということである。近藤君はこの作品でスーツを剥かれＶ字に足を持ち上げられアナルをいじられた後犯されるのだが、その恥じらいに満ちた表情がとても美しい。エロティックスタイルでも公開してるが彼ほどＶ字開脚顔面両脚ばさみのポーズがはまるモデルがいただろうか？ということで例によって個人的なモデルの好みも加点して2005年の3点に入れさせていただきました。

⇒更に語る!machida_syujiが選ぶ2005年ゲイＤＶＤベスト10（下）
に続く