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2003.08.21 (Thu)

ぬるい夏じゃった~ゲイビデオも百貨店より専門店にあれかし~

お久しぶりでございます。
 いっそがしい上に夏風邪で寝込んだりしてたもんだからまたしても言いぱなしの更新が後まわしーーー(ー_ー)ゞ。
 で、夏が終わろうとしてやっと夏らしくなり今年初めて屋外プールに行ってきました。眺めはまあまあだったけどつまんなくなっちゃったよ。北島の世界新で華やかに幕を閉じた世界水泳もそう言えば一回も見なかった

 理由:みーんなスパッツ履いてんだもん。

 つまんねーよー(T_T)あれもこれもみんな奴が悪いのよ、イアン・ソープが!!彼があんなゾロ長いスイムスーツを着始めたもんだからここ数年、世界水泳の選手の3分の2、巷のプール監視員の半数がスパッツだぜ。これじゃあ今やってる世界陸上のほうがよほどセクシーだ。ソープは初めて見たときこそかっこよさげに見えたけど残念ながら色気がない男ですよね。なりの大きい人形のようで剥いてもマネキンのようなつるつるの下半身じゃないか思うような無機質さを感じさせて抜けない。あれなら間近の世界柔道の井上や野村、新体操の塚原や鹿島の方が汗臭くて蒸れた感じでよろしい。セクシーというのは鮮度のいい魚のような生臭さなのよ。それをいうとソープは汗をかかないような印象すらある。

[More・・・]

 以前は監視員にも美学があったのよ。1サイズ下の競パンを半ケツで堂々と履きこなすのがかっこいいという美学が。それをソープが全部ダメにした。スパッツが全然セクシーじゃないとは言わないけどわざわざ録画して見るもんじゃないよなー。昔昔、高校の頃、国体の水泳競技の開会式のお手伝い要員で学校ごと招集されたんだけど、その頃はみんな半ケツ競パンで間近に見る選手のもっこりに心臓バクバクで用もないのにプールサイドうろうろしてたのが懐かしい。実際間近で見ると亀頭から鈴口までくっきり見えるんだよ。高校生には強すぎる刺激でした。今日行った区民プールのプールサイドで灼いてた競パンの男はあらかたゲイゲイしい人たちでありました。これじゃ飲み屋か発展場じゃ。ノンケの若い男の子はみんなトランクスだし悲しい、本と悲しい。(T_T)

 競パンといえば、鳴り物入りで始まったドラマ『ウォーターボーイズ』も主要メンバーの半数がスパッツ履いてどうする。脱ぎもろくにないしさー、つまんねーーーー。でも、このドラマがつまんないのは脱ぎが少ない以上に、あの馬鹿馬鹿しく現実味のない陳腐な内容と類型的な人物設定と成り行き任せのシナリオ故だ。あんなに強硬に学生がやりたいことに反対する教頭や物語の成り行きで対応が180度変わる生徒会長がいるか!!同じタイトルを冠していながら映画の濃さに較べてあまりに内容がない。あんなドラマで真面目に芝居しなきゃならない俳優達もお気の毒だ。(でも脱ぎがあるかあるかとタイマー録画してる私も悲しい)

 前回↓書いたタイトルの話、うまいなと思うのがタイソンじゃなくてVファクトリーでございました。タイソンはよく考えたらケーオー系。けなしといて矛盾だわ。今までのゲイビデオで最もうまいタイトルだと思ったのはVファクトリー『理由あって顔出せませんが現役体育会ラグビー部のエロビデオ』でした。草思社だったかサンマークだったかが流行らせたわざわざ説明的なタイトルでインパクトを出す定番手法。でも、理由あって・・・というくだりがどんな理由があるのかしらと見なきゃいけないって気にさせるよね。長いのがいいか悪いかは別にしてよい作品はタイトルに内容のすべてが凝縮されてるものであります。

 ゲイビデオ的に言っても当たりのない夏だった。100号記念作品ゆえの総花的仕上がりになるのは仕方がないと言ってもパワーグリップの100も寄せ集めの印象が否めなかったし、待望だったジャパンのオリジナル新作『How many Men 21』もやや厳しく評価するとコンセプトの見えにくい数をそろえただけの作品で終わってる。(個々のモデルも内容も決して悪くないしコストパフォーマンスが悪いとは思わないが)。最新作、Number8,パワーグリップ101オトナの時間なども見たが、悲しいことに、これは抜けると町田が太鼓判を押せる作品は正直見当たらなかった。もちろん私がゲイビデオを見すぎてる(^_^;)ということもあるけど、Numberにしてもパワーグリップにしても、フィールドのアスリートにしてもどんなにいい男を連れてきても手法的には出尽くしちゃったという手詰まり感、行き詰まり感がある。どの作品も基本はモデルがスタッフに扱かれ、場合によってはケツを掘られ、場合によっては顔射される。ぶっちゃけ、NumberもJapanもフィールドもこれの繰り返し。確かに男の体、2本の腕、2本の足、1本のマラは変わらないのでさほどのバリエーションがつけられないのはわかってる。でも、初期スクープやNumber、Japan、古くはアウトスタッフやクリエイターズには今までの作品を、シリーズを越えようという革新的な姿勢が感じられたもんです。最近の作品にはそれがないとまで言えば制作者に手厳しいかもしれない。でも、あーやっぱこういう落ち?みたいながっかり感を感じてしまうのよ、どうしても。パワーグリップの100を見て、良し悪しは別にしてやっぱこういう作品になっちゃったかという寂しさを感じたのは多分私だけじゃないと思う。仕方のないことだけど・・・。

 打開策的な提案を私からするとすればもっとフェティッシュな作品に徹して欲しいと思う。ゲイビデオも業界全体の規模やグレードがここまで来たら、もう百貨店の時代じゃないでしょ。もっと細かくターゲットを絞って専門店的に制作して欲しい。競パン、スーツ、ネクタイ、ナイロン靴下、作業着、鳶装束、褌、スパッツ、道着、レザー、ラバー、更に学らん、半ズボン、オシメ、女装などのスタイル的な要素、マラ、ケツ、あなる、腕、胸、腿、足裏、足指、腋、剃毛、包茎、恥垢などの身体部分的な要素、さらには言葉責めやシチュエーションプレイ、金蹴りなど着地点はいくらもあると思う。近年ゲンマがバァックマンで成功を収めたのも、ジャックリードが細々と、しかし熱烈なファンを抱えて続いてきたのも、ケーオーが成否はともかく分社化を進めているのもこの流れに位置すると判断してよいでしょう。もっともっと熱いユーザーをドキドキさせてくれるような、町田が大絶賛できるような作品をぜひ作って欲しい。これはね、全員が大絶賛しなくてよいの。町田だけが大絶賛できればよいの。実際は私一人しか買わないビデオじゃしょうがなかろうが、そう思わせてくれるフェチ度があるならそれは特定のフェティシズムを持つ誰にとっても最高の1本であるはずです。本とそうです。秋の陣に向けて各社、期待しておりますのでぜひぜひ町田を唸らせてくださいませ。 
 
 ずーっと前からさ、新コーナーで『machidaの抜きッ!!』というイチオシ作品を紹介するコーナーをつくろうと思ってたのだけどそれが止まってるのは実はこの夏の作品に大当たりがなかったという理由による。このコーナーを考えたのはほんとにおススメだなと思えた作品があったからなのだが、それが3月前で止まってるの。寂しいことです。

 せっかくだからmachida_syujiが新コーナーを作ってまで紹介したと思った作品を取り上げておきましょう。それは乱クリエーションズの『マニア』です。友達からの又聞きなのですが、コート系(?)メーカーだそうです。でも、65分で1万円というやや割高な価格設定に外してくれんじゃないのー?と思って見ましたが、久々の特濃ミルク!ゲンマのバァックマンシリーズの佳作を見て以来の感動を覚えました。友達がこりゃ、5MEOきまりまくってんなーと言ってましたけど、マスクをかぶったサスケ並みに見えない表情からでもイッちゃってるのが分かる。そして締まった美しい若々しい肉体に極太のバイブがずぼずぼと埋め込まれていく、或いは覆いかぶさられて、大胆な腰使いで押し出されるような吐息の熱さがその快感が本物であることを知らしめてくれるそんな作品です。接写のカメラワークもややセピアがかったリアルな撮影手法も実に生々しく、モデルスカウトから撮影まで制作の手腕が見えるようでありました。上半期、町田が選ぶなら間違いなくイチオシに勧める作品です。ご覧になってない方は是非ごらん下さい。次作も期待!
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