マチダタイムス別館

　ガレオンのGET１という作品を出品したら入札が早々についてる。つくだろーなーと思ってた。何しろこの作品、知る人ぞ知るあの爆裂アナル1の雄太君のデビュー作で鳶の格好こそしてないけれど爆裂以上にハードな作品なのだから。ただあまり売れなかったようです。その後、ガレオンがどうなったか私は知らないけど、GETの新レーベルも15作くらいでいまや全て廃盤、マグマで何作か復刻されてるけど（ところでガレオン作品はGET以前のもののほうがモデルがよい、なんで新レーベル化したんだろう）事実上廃業メーカーになってしまったんだろうなと思う。　

　　G@mesが売れてガレオンが売れなかったのはなぜか、こりゃー簡単、ジャケとプロモーションの差です。爆裂アナルのジャケ見たとき胸がときめいたね。タイトルもすばらしい、「爆裂アナル～現場野郎突貫工事中～」もうガンガン激しいAセックスを連想させてよろしい。

[More・・・]

　同じような例はパワーステーション「現役体育会」、ケーオー「ハイレベルG」、Japan「スタッドプレイヤー」のたくみくんにもいえる。同じモデルが歳食ってだんだんに開花するというのも若いだけが魅力じゃないのね、たくみくんHうまくなったよね、って以前にやっぱメーカーの企画力とデザイン、カメラによるところが大きいのだと思う。コート、Japanはやはりその辺が飛びぬけてうまい。
　GET１見ながら、ガレオンがなくなってしまった（?）ことを非常に寂しく思う。今その路線を引き継ぐのはブロンコのEJIKIのみなのだけど、日本男児風イケメンを淫靡な責め具と天井吊りでいたぶるあの世界は今でも捨てがたい。そういえば一世を風靡したスタジオアルゴ、アキ企画の川口昭美さんが亡くなったそうだ（アルゴもひところ魔の手が素晴らしかったのにどうして輸入フィルム会社になってしまったのだろう）またごく最近、あやしのビデオショップ上野のアテネが閉店した。ゲイビデオ界の盛衰は思うより激しい。