マチダタイムス別館

　こんなんじゃ萌えねえよ～（ー＿ーゞ
EDになったかと思うくらい萌えない。勃たない。残念すぎ。
商売上、どこのメーカーのどのシリーズかは書かない。察してください。
　でも、どういうユーザーがこういうのを好きなんだろうと思う。

内容はぶっかけだ。（ぶっかけってbukkakeっていう英語になってるのよ）
　いくつかの単体で綺麗売りしたイケメンモデルが、SMやbukkakeの餌食になるというシリーズで、誰も昂奮してないんじゃないの、これ？と冷め冷めしてしまった。
　輪姦シーンしかり、ぶっかけシーンしかり。ぶっかけるほうがイケメンの学生？バイトなのはいいんだけど、たぶんみんなノンケ。それで視線が無音で流されてる大型テレビのAVにくぎ付け。メインは囲まれて掘られて周りの男の精液を顔に受けるわけだけど、メインは声こそ出してるけど、終始目をつぶって、勃起もしないで横たわっている。というか堪えているようにしか見えない。これだけ欲望が交差しないセックスはもはやセックスと言えないんじゃないか?
　集団オナニー…

　ノンケ物にはままあることだけど、ここまで欲望が交差しないなら、いっそ、脱がない女王様（しょうがないから女でいいよ(-。-)y-゜゜゜）でも使って、男優をペニパンで輪姦したほうがまだいい絵が撮れるんじゃないかと思う。

　或いはまだBRAVOみたいに、マジホモ集団とマジホモモデルを使えば少なくともこういう絶コミュニケーションのセックスは回避できるのではないか？

　海外ものの紹介で申し訳ないが、BOUND IN PUBLICという露出輪姦ブランドがある。Sのホスト役はプロのゲイポルノ男優が務めることが多いが、そんな彼に引き回されて、M奴隷が酒場で、野外で、町で、ショップで、嬲られ、縛られ、犬奴隷となる。

[More・・・]

　英語が得手じゃないのでインタビューまで聞き取れないのだけど、フィルムの前後に意気込みと感想をインタビューしていて、モデルたちが悦びでキラキラして答えている。撮影も終始、Mの勃起はやまず、叩かれ、ひきずられ、無理やり咥えこまされながらも、モデルの興奮が伝わってくるし、プロではないギャラリーたちも俄然やる気を出して、モデルにいろいろなちょっかいを出したりする。凄いなあと思う。
　アメリカってこんなにポルノ規制弱かったっけと思われるような野外撮影シーンを日本でとれと言うのは無理があるとしても、せめてMをアゲるような仕組みを作ってからぶっかけをやらないと、これではただの直腸検査である。

　最近、私も日本のポルノAVのピークはBRAVOで終わったなと思ってる節があって、百年一日の作り方をしてるメーカーは多分、TPPでアメリカに飲まれてしまうのかしらと思う。男優のプロ根性が違うものな。
　日本ゲイポルノ業界が真崎航を失ったことで、今の日本にプロのゲイAV男優は皆無だ。
そういうことがいろんなところでちりちりと影響するのだろうななどとも思った。